2011年8月24日水曜日

56日目 8月13日 北海道・男爵資料館~北海道・松前

みなさまおはようございますです。
北海道にて初の宿泊、気分爽快で朝8時起き!他の宿泊客は全員出発して宿には私のみ!!w
みんな早くない!?それとも北海道はそうしたほうがいいのかな??

いきなり別日撮り写真
さてさて、北海道一発目の目的地は、宿のご主人から伺った「日本最古の自動車」が展示されているここです。


その名も「男爵資料館」。北海道な名前です。「男爵」はもちろん「男爵いも」の「男爵」です。
川田龍吉男爵という方が「男爵いも」の生みの親なんですが、男爵いもの誕生秘話がなかなか。

川田龍吉男爵。TKOの木下さんではありません。

川田龍吉にはイギリス留学をした際に恋人で、結婚の約束も交わしていたイギリス人女性「ジェニー」がいました。当時はまだ国際結婚が難しい時代だったのと龍吉の父親の大反対にあい、結婚はかないませんでした。

そのジェニーとデートした時にたべたジャガイモを北海道で育ててみたいと考え、いろいろな品種のジャガイモを取り寄せました。その中で「アイリッシュコブラー」という品種が北海道の地に一番適していたみたいで、普及させることに努めたそうです。
後に、このじゃがいもは「男爵様が育てたいも」なので「男爵いも」と名付けられたそうです。

男爵いもにこんな物語があるとは・・・。男爵いもは恋の味。

さて車の話に戻りますが、この龍吉男爵はイギリス留学の経験もあることから、ハイカラさんで、アメリカのロコモビル社製蒸気自動車を購入して日本人初のオーナードライバーとなったそうです。
自家用車を持った日本人第一号ってことになりますです。すげぇw

これがロコモビルです。機械遺産にも登録されています。


1902年に輸入されたそうなので、100年以上前の車です。そう考えるとこれまたすごい。

この男爵資料館には日本農業の機械化のはしりとなった機材も展示されています。

私は農業のことはまったくわかりませんが、当時はかなり「ハイカラ」だったことは理解できました。
これなんて特に。


トラクターでございます。
ケロシンを燃料として稼働。エンジンのエネルギーはトラクターの運行だけでなく、脱穀機など他の機材を動かすことにも利用されたそうです。

あと、記念館のキャラクターがいました。ポテオくんです。


体重4トン!?身長5せんちなのに!?いろいろツッコミができますが公式設定です。


さてさて、男爵資料館を堪能した後に松前の方へ移動しまして、とあるイベントに参加してきました。
まずは衣装チェンジを・・・


なぜか徒手空拳。

そして騎乗!!!


つまりはバイク武者となって町を走り、交通安全啓発運動を行う、というイベントです。

このイベントのことは今日知って、飛び入り参加です。
電話で問い合わせしたら、11時30分までに松前藩屋敷に集合できれば参加可能ですよ~とスタッフの方が教えてくれました。
・・・・・・・そのかわり飛び入り参加の衣装は「雑兵」固定でした(´;ω;`)
(まんま雑兵だと面白くないので背中の旗を、通常1本のところを無理やり3本にしてやりましたw)


出陣式。今回の参加者は29名。ちなみに私は29番目w
どんな衣装を着るかは、くじで決まったそうです。予約した方に伺いました。
お立ち台に立っている方もイベント参加者さんで、大将役のくじをひかれた方です。


出陣!ヘルメットをかぶりますですw

昨年(2010)まではヘルメットに装飾を施したものを貸してもらってそれをかぶったらしいのですが、どうもそのヘルメットが原付用だったらしく、松前町にあかんのやないかメールが来たそうです。
なら普通のジェットにすれば・・・と思いますが、予算の関係でしょうか。
次回以降はぜひとも兜なヘルメットを希望します!(あからさまにヘルメットだけ浮くww)



そして交通安全啓発を行います。
(注意してね、的な文章をスタッフの方が読み上げ、大将役の方が振る舞い餅を町の代表者の方に手渡す。これを各町で行います。)
この画像は啓発が終わって、次の場所に向かうところです。

このパレード、微妙にテクが必要なんですよね。
沿道の皆さんに手を振るんですが、低速・高速、太い道・細い道、関係なしで手を振らないといけませんw


何度ノークラッチでギアチェンジしたことかw 一番きつかったのが低速・上り坂を手を振りながら走ったときですね。片手運転がうまくなりますw

町を全て回り終わったら、町のお祭り会場の中を1台ずつ軽く走って整列。


そして着替えた松前藩屋敷に戻って元に戻って解散です。
会費が1500円で朝の11時30分から19時過ぎまで拘束されますw
んでも記念品としてTシャツ、晩御飯のカレーライス、そして指定GSでの無料給油チケットがいただけます。ガス代だけでも元が取れますですよ。

なかなか体験できるものでもないので、お時間が許す方はぜひ!
その際には宿を確保してからイベントに参加することをオススメします。私は宿を確保していませんでした(´;ω;`)
しかし、テント泊する人が私のほかにも数名いまして、6名で同じ場所でキャンプすることになりました。

お風呂に入るために20分ほど迷走したり、酒を飲みつつほぼ朝までだべってましたです。
北海道初日でこのイベントに参加して、ライダー仲間とキャンプできたのはすごくいい経験でした。
少々クサいですが、旅ライダーの醍醐味とでもいいましょうか。また来年もこのイベントに参加したくなりましたです!


参加費:1500円
風呂代:500円(やったかな?
朝ごはんなど:800円ぐらい(酒のあても含む

2 件のコメント:

  1. 白スカブ乗りです。
    このイベントいーなー(・0・)参加したい!

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  2. おひさし!
    初北海道の一発目でこのイベントがあったから、いろんな人に会う機会ができた思い出深いイベントです。
    来年は現地で会うかも??w

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