2011年11月24日木曜日

92日目 9月18日 静岡県・菊川市~静岡県・浜松市


おはようございますです。
昨日の嵐が嘘のような晴れでございます。
きょうは気持ちよく走れそう。
こんな日が続けばいいねんけどもな~と思いつつ、出発。

静岡といえば、茶!茶畑をポチっと撮影。
止まりたくないから走りながら撮影したらコレ。まったくダメ (ノ∀`)アチャー

そんないい天気の中、つきましたのがココ。
ヤマハコミュニケーションプラザ!私は2回目の来館です。
1度目はカワサキ車で来館、今回はホンダ車…。すんませんヤマハさん。
ヤマハといえば、長野の三輪舎で会ったスポスタ乗りのデザイナーさん、元気かな?子供産まれた?とか思ってましたです。

中はこんな感じ。1Fに展示してあるバイクはまたがれるのが多いっす。これまたうれしい。
右側にある車は2000GT。エンジンがヤマハ製なんで展示されてます。

その2000GTの後ろにあった、この近代エンジンは…レクサスLFAのエンジン。
LFAのエンジンもヤマハ製なのか!?知らなんだです。DOHC、V10、4,805cm3、412kW(560PS)なり。

レクサスLFA
実写展示はなかったです。イギリスの自動車番組「Top Gear」でも扱われてたな。なかなか「言われて」たがw

YA-1
赤トンボ。私、このスタイルが大好物でございまして。ほし~な…(;´Д`)ハァハァ
リアビュー。
△マークが!現役なのね、この子はw

YZF-R1
のシミュレータ。
ヘッドフォンを付けて音を聞きながら、永遠まっすぐな道を走れます。感想は…ようわからん。バイクからの振動や遠心力とかが無いんやもん。しゃあないねんけど。

V-MAX
魔神。私の体格だとステップの位置がちょうどスネに当たります(´Д⊂ヽ
んでもいいスタイル。ガチムチなイメージ。んでも超マッチョさんでは無いっす。絶妙。

YZF-R6
…カマキリ。ユーザーの方には愛を持って緑に全塗してほしい!あ、カワサキか…

PASシリーズ
パナソニックに次いで、シェア2位やったかな?いわゆる「ママチャリ」以外にもスポーツ系や3輪にもアシスト車がありますです。非常に興味はあります。まだ買わないけど、将来的には買うかもです。

YBR125EGS
おぉ?不可思議なバイクだ。デュアルパーパス??ネイキッドやけどオフっぽい顔とフェンダー…となるとモタード?いややっぱりオフ方向…(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒ。タイとか走ってそう。
ほう、YBR自体がいろいろバリエーションがあるみたい…あ、世界戦略車としての位置づけなのか。どうりで。

YZF-R125
コレ欲しかった~。ヨーロッパモデルやから輸入しかないんですよねぇ。125ccってのがいい。ファミリーバイク特約で保険まかなえる!
(2011年10月13日 プレストから正式に発売が決まりました)

七宝焼きエンブレム
デケェ!w勝手なイメージですが、七宝焼きエンブレムといえばヤマハなイメージです。他のメーカーさんもいろいろ使用されてますけどね。

7-バルブエンジン
スゲェな、7バルブって。ホンダNR500の楕円ピストン・8バルブに対抗して、ヤマハがひそかに開発していたGP500用4ストロークエンジンだそうな。カムとかのことを考えると、まさに時計並…

YA-2
YA-1の後継モデル。ボトムリンクフロントフォーク、スイングアームリアサス。軽快さと力強さを兼ね備えた独自のスタイリングにより、モーターサイクル初の「グッドデザイン賞」を受賞。…YA-1の面影は皆無だと思うのは私だけか??

FZ400R
なつかし!親戚の兄ちゃんが乗ってましたw この時代のFZRとか、たま~に走ってるのを見ますね~。

TDM850
ぶれててスミマセン。個人的に好きなバイク。もちろん性能云々よりかカタチが好きなわけですけどw

GTS1000A
ステアリングの機構に関しては、ハブセンター・ステアリングと混同されがちであるが、そもそもGTS1000 /Aの前輪にはハブが無いため、ハブセンター・ステアリングではない。(wikiより)
そうなのか?!よくわからんのだが…。詳しく教えてほしいっす!

コミュニケーションプラザにはこんな部屋も。
こういうのに手を出してしまうと、部屋の中がエライことになりそうなんよねぇ…。
飛び込んでみたいんだけど…是非とびこみたいんやけども。

あと、コイツも展示されてます。
「極楽とんぼ」っていう名前、今では少々アウトな名前ですけども、なんで人力飛行機が…。
あ、なるほど。
チーム・エアロセプシーってのはヤマハ発動機の人力飛行機同好会の名前なんだそうな。意味は「気流感覚」。
大阪の読売テレビで放送されている「鳥人間コンテスト」という番組に参加しているチームです。
鳥人間では名門チームのひとつですね~。

(;゚∀゚)=3ムッハー!となってヤマハを堪能したら、次の目的に移動。
(紹介しているバイクが少なくてスミマセンです。ヤマハ派のみなさん…<(_ _)>)

ホンダに行った、ヤマハに行った、カワサキに行った(見れんかったけど)、となればココででしょう!
スズキ歴史観(SUZUKI PLAZA)でございます。
もし来館される場合には、事前に予約が必要となっていますので注意!
(当日でも電話すりゃ問題ないよ?って、とあるバイク屋のマスターに聞きましたけどw)

一階で受け付けを済まして短いガイダンスVTRを見て、2階からスタート!って感じですが、1階にも展示物が。
8耐優勝マシンのGSX-R1000
ぶっちゃけよく知りませんけどもw赤・黒のいかついカラーリングが戦闘的。ヨシムラカラー。
タンクの2穴がそそりますw

Kizashi
もちろん車の展示もあります。ってか車の方が多い。

さてさて、スズキ歴史館ってのはもちろん「スズキ」の歴史がわかる博物館ではあるんですけど、静岡自体の紹介もしている地元密着な?博物館。
静岡にゆかりがあるこんな人たちの紹介も。左から、ヤマハを創業した山葉寅楠、トヨタを創業した豊田佐吉、KAWAI楽器の河合小市(元々ヤマハの人ですが)、スズキ創業者の鈴木道雄、日本のテレビの父と言われた高柳健次郎、ホンダ創業者の本田宗一郎

また浜松基地は航空自衛隊発祥の地なんだそうです。
フライトシミュレータっぽいものがありました。

そんでもってこの「スズキ歴史館」でいちばんよかったのが「車ができるまで」の流れを展示していることでした。
「車ができるまで」と言っても、鉄を溶かしてどうのこうのだけでなく、「企画段階」からの流れを教えてくれます。

プチ会議室体験。映像で「会議の雰囲気」を味わえます。
実際の会議はもっとカオスなんやろうけどもw

デザイン部署。イメージスケッチができあがるまでが見れます。
コンセプトモデルのG-striderとかファルコラスティコとかもこんな感じで生まれたんかな??スズキのバイクにおけるコンセプトモデルは、かなり夢のあるデザインなんで好きなんですw

クレイモデルの作成。
デザインが絞り込まれると「クレイモデル」の作成にかかります。1/5~1/3サイズモデルが作られるそうな。写真に写ってるのは「スプリットモデル」で、半分だけ作成したものを鏡を使って見ている状態。

テープドローイング
縮小モデルをそのまま実物大にしてしまうと、デザイナーが思っていた印象と違った印象になることがあるそうです。そのため実物大のクレイモデルを作る前に、何度も貼ってはがせるテープを使用して車のラインを確認しながら「実物大のクルマの絵」を描いてデザイン調整をするそうです。
第一印象は重要だもんねぇ。

実物大クレイモデル
骨組みに発泡剤をかぶせて工業用粘土を盛りつけて機械で荒削り。その後に仕上げ作業。最後に専用のフィルムや塗装で仕上げ。…ハンパなくキレイなんですけど!?

このおおざっぱなモノが…
こんな感じに!

横から
クリアパーツは先に試作品でもはめ込まれてるのんかいな?しかいスゲエ。モデラーさんに脱帽。このクレイモデルができるまでを映像でみることもできますです。
あ、車種は「SPLASH」でございます。

バイクとかの場合も「クレイモデル」は作成しますが、クルマの場合とは違って粘土だけでなく樹脂や木材、金属などを使って実物大の模型を作るそうな。
中途半端な写真で申し訳ない(;・∀・)

モックアップなGSX1300BK
もはやどこまで本物なんかわかんないっす。他車種からの同一パーツは実物を使用してるやろし。

ロゴデザインや全体のコーディネート
内装の色なども、もちろん重要な要素のひとつ。
インパネのクレイモデルの作成やシート生地のデザインも行いますです。

クルマの設計
クルマには2~3万点の部品が使われているそうです。コンピュータで図面化して破綻が無いかをチェック。部品のおさまりや組み付けやすさなどがOKなら工場に図面を渡します。

走行実験車
エンジン性能などのチェック。舗装面以外にもヨーロッパに多い石畳の上などの走行チェックも。このクルマの変な模様は「実験中はデザインも極秘」なので、デザインをわかりにくくしているそうな。黒いカバーなどをかぶせていたりもしますね。

衝突実験など
CMなどでよく見られる、あの実験です。左側のやつは…写真とるの忘れたw

なんか近未来!?ってかコンセプトカーが。
S-RIDE。660ccのリヤミッドシップでタンデム2シーター。
…軽自動車のメッサーシュミットってことでええのんか?スズキさん?

次にギアなどの加工や樹脂成形も説明してくれます。
ピニオン加工や
ブローチ加工、
ホブ加工。

樹脂成形の画像撮ってなかった(;・∀・)
説明ビデオを見たら、景品としてカプセルに入ったミニカーがもらえます。子供ウケ抜群w

生産ラインの流れも実際の機材?で説明
ビデオの再生ボタンを押すと、ビデオの内容と同様に生産ラインが動きます。コレがなかなかおもしろいw

まぁこんな感じで「クルマができるまで」の流れが紹介されています。
今までのクルマ系統の博物館はここまで説明してなかったので、カナリ新鮮。俺の中でスズキのイメージが急上昇。どこのメーカーも同じことをしているんやけど、広報戦略勝ち?

さてさて、思いのほかクルマのネタが長くなってしまいましたが、本来のメインディッシュ?なバイクはこれからでございます。
いつもどおりのショボい解説というか感想というか戯れ言まみれでお楽しみください。

パワーフリ号 E2型 1952年
ダブルスプロケットやペダル時の操作が楽になるフリー装置(クラッチみたいなもんか?)を装備。スズキのバイク一発目。
常務に就任したばかりの鈴木俊三(後の二代目社長)が自転車に乗り趣味の釣りへ出かけた時、海岸沿いを走ると遠州特有の強風で自転車が思うように進まないので『自転車に補助動力付けたら強風の中も坂道もめっちゃ楽ちゃうのん!?』ってことで生まれたらしい(スズキ公式HPより、一部関西弁脚色。)
画像に少しだけモニターが写ってますが、このエピソードをわかりやすく動画で説明してくれています。またこの動画が凝ってておもしろいんですわ!
カブとかもこんな感じで展示したらおもしろいのにw

コレダCO 1954年
4サイクルOHV単気筒90cc。国産量販車として初めて「スピードメーター」を装備したマシンだそうな

コレダ250TT 1956年
大きなナセルのヘッドライトが斬新。…ヘッドライト自体のデザインはどうかと思うけども、流線型のウインカーとかアメリカンな香りがプンプンする「モーターサイクルのキャデラック」です。結構すきw

スズモペット SM-1 1958年
ヨーロッパ調なデザインのプレスバックボーンフレームモペット。エンジンは「ミニフリー号」のエンジン。オサレです。

スズライトSS 1955年
日本で最初の軽四輪乗用車スズライト…って説明書きがあったけど、日本で最初の軽四輪は中野自動車工業のオートサンダルやないのかな?
しかし「普通に乗れる」軽四としては初なのかも。 ドイツのロイトLP400がモデルだそうな。

フロンテ 360 1967年
スズライトとは異なる新しい試みとして、RRレイアウトを採用したフロンテ360。俗に言う「コークボトルライン」なデザイン…らしいけど、ボン・キュッ・ボンでは無いなぁw

スクランブラー TC250 1967年
T21の後継T250をベースにひとまわり太いタイヤとップマフラーを装着したスクランブラー。大型スプロケで低速トルク増強。色使いがええですやん!?T20からのCCIも装備。

RM62 1962年
1962年から始まったマン島TTレース50ccクラスにおいて、E.テグナーが優勝を果たした実車。50cc、9.0ps。…RP68の 50cc 3気筒エンジン見てみたいなw
おけつ側から
すばらしいw

RE-5 1974年
水油冷のシングルローター式ヴァンケル・ロータリー・エンジン搭載の「野心作」。しかもジウジアーロ氏デザイン。この当時はロータリーエンジン搭載バイクを各社研究していたようです。日本で唯一?製品化されたロータリーエンジン搭載バイク。マニアック心をくすぐる1台!w

GT380 1972年
ラムエア方式を採用した3気筒バイク。3気筒ながら4本マフラーで排気効率を高めた…ってホンマに?見た目やないの??w

(;゚∀゚)=3ムッハー!
ってなってたんですが、閉館時間のアナウンス。今16時30分ですよ!?早くないかい!?
館内のおっちゃんから「申し訳ないです」とのお言葉をいただく。
わっかりました~!って言いながら急いで写真を撮ってましたが…残りすべてを納めることは無理でした(´Д⊂ヽ

(;゚∀゚)…明日も来るか!

ってことで本日は以上!
めっちゃ写真が多くなってしまったです (゚∀゚)アヒャ

ちなみに歴史館の正面はスズキ本社なり
いわゆるスズ菌のうわなにおするやめ(ny


宿:3990円
飲み物など:263円
晩ご飯など:678円