2011年7月29日金曜日

40日目 7月26日 奈良・奈良国立博物館 ~ 和歌山・高野山

皆様おはようございますです。
再出発初日で雨に降られてたまらんです。まさに雨男。

いつもど~り、駐車場で撮影

さてさて、相棒を走らせ・・・というよりもほぼ徒歩で目的地に向かいました。駐車場というよ
りバイクが止めれる場所が少ないんです。昨日の興福寺では駐車場はバイク不可でとめられなん
だし。ブツブツ…
あ、到着したのはココです。


奈良国立博物館でございます。画像は「なら仏像館」。
もちろんながら撮影不可。画像は公式HPからです。

この建物は、その名前の通りで仏像展示がメインです。
特別展示として、東大寺法華堂の金剛力士立像がありました。

阿形像
吽形像

たぶん皆さんの頭の中にある金剛力士像は上半身は「裸」やないでしょうか?東大寺南大門の金
剛力士像とか。この像はめずらしく鎧をきています。あと気づいた人もいるかもですが、左右の配置が東大寺南大門と逆です。
儀軌(ぎき)という守らなければならないルールみたいなものがあるそうなんですが、それによる
と東大寺のは間違っているそうです。しかし東大寺としては「作られた当初」そのままを維持す
ることに重きをおいているってことでいいのかな??教えて東大寺の人w

 同じく特別展示で、海住山寺本尊 十一面観音像もありました。


画像は海住山寺公式HP


あと、この仏像がスゲーきになりました。ってか気にならんやつおるんか??w


銅造誕生釈迦仏立像
釈迦は生まれたときに七歩歩いて右手で天を指し、左手で地をさして「天上天下唯我独尊」(て
んじょうてんげ ゆいがどくそん)と言った、という伝説がありまして、それにちなんだ像です。

…ごっついファンキーっしょ??もしくは風呂上りのおっさんでしょ?
右手あげて、「おいっす!」とか言ってそうですもんw
画像は小牧市HPより
http://www.city.komaki.aichi.jp/contents/11104090.html


ふつーにかっこいいのが。

多聞天(毘沙門天とも)

四天王って言ったらいいかな?帝釈天さんに仕えて、東西南北を分担して守ってます。(細かい
ことはwikiで)
館内に入ってすぐに見えるのですが、かっこいいっす!鎧の装飾なんかもキレイやし。
お仲間の増長天さんもいてはりました。

増長天

国宝やらなにやらオンパレードで、みせたいものはまだまだいろいろありますが、次にいきますです。興味がある方は、ぜひとも実物をみてください。あたりまえですが、迫力が違います。


次は常設の青銅器館です。中国の青銅器が多数展示されています。
その中で、気に入った形のものをピックアップ。

鐃(どう)
青銅器製の鐘です。下の細いところが柄で、大小三個、一組で用いたらしく、おおよそドミソの
音階をなしていたそうです。
機能やら歴史やらより、その形!w  ぜひ一家に一台!www

卣(ゆう)
なんかの装飾用の器。
説明不要。この形!めちゃいいですやん。アステカ遺跡を彷彿とさせるよ~な、アールデコのよ
~なww
この時期?ていうか青銅器デザインといったらいいんでしょうか。出雲の銅鐸とかも含めて。
そんな分類ないと思いますが、私のツボのようですw


さて、なら仏像館から奈良国立博物館のほかの建物へは、地下でつながってます。通路っといっ
てもお店や参考展示などもあります。小学生・中学生のイラストも展示してありましたです。
その中で気になった、というかん勉強になったものがコレ。

如来
仏像の種類とかたち。
如来・菩薩・明王・天、4種類ありまして、説明と部位の名称とが記入されています。

菩薩
明王
その次にあったのも、同じく学習系でした。
コレに関してはみなさん、仏像をみたら一度は気にしたことあるかと思います。
「印相」です。

施無畏与願印 I(せむいよがんいん)
施無畏与願印 II

人差し指と親指でわっかをつくるのも、ちゃんとあるんですよ。これです

来迎印(らいごういん)

コレ渋い。あんまりみたことないかな?

智拳印(ちけんいん)
あと何点か展示されてました。
仏像モノマネのクオリティアップにぜひご使用ください。


んで印などを勉強しつつ、地下をすすみ別館にきました。
特別展「天竺へ~三蔵法師3万キロの旅」と題して、国宝「玄奘三蔵絵」をはじめて全巻公開していました。
あの「三蔵法師」こと玄奘三蔵の生涯が描かれている絵巻です。文字もな~んとなく「判別」できます。私には読めませんけど、見に来ている方には「読める」方もいらっしゃったっぽいです。

それでは画像の解説をば・・・


玄奘さんは須弥山に上る夢を見はりまして、旅立ちを決意されはりました。


雪の中の天山山脈を越えはりましたが、人や馬も結構逝ってもうたみたいです。
(切れてますが、左側に凍死してる人・馬も描いてあります)


帰ってきて、大般若経の翻訳終了を祝って供養してはったら、経典から光が放たれんどすわ
(注:だいぶ意訳してます)

実際の絵巻の展示では、わかりやすいように解説文が絵巻の近くにあります。
また実際の天山山脈の写真など、解説がわかりやすいです。
(前期展示と後期展示で展示物が違いますです)

みなさんご存知の「西遊記」の形ができたのは1592年だそうで、西遊記にいたるまでの道のりも
、書物や絵画が展示されています。
これらの展示物を見てから思ったんですが、この絵巻がどこまで本当かは別としても、そりゃ伝
説扱いになるわな~と。やり遂げたことがすごすぎますです。


玄奘三蔵に感嘆しつつ、別の展示「初瀬にますは与喜の神垣 -與喜天満神社の秘法と神像-」も見
てきました。


天神さんこと菅原道真さんがリアルでこわかったですよとw

以上で奈良観光を終了して、高野山に向かいました。
途中でiphoneを充電している機材が不調になってUSBハブを購入するも無駄だったり…


高野山についても宿坊ばっかりで、当日のお宿がなく、しゃあなしで1泊8000もするところに泊
まったりしました。(ツインしか空いてなくて、1人ですがツイン)


テントも考えましたが、雨ふってきましたし…。
その雨も宿に入るとすぐやみましたが (# ゚Д゚)<ちょ!ええかげんにせ~よ!


ほんとうに、本日は以上!!!!
宿:8000円
国立博物館:1200円
駐車場:500円
USBハブなど:1500円
飲み物とか朝ごはんとか:1111円(結構買ってしまった・・・(;´∀`)

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